2012年12月01日

今日から12月。 師走の風は冷たい!

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色々と出版社をあたっています。「こころのメロデイ」は依頼の本でしたが、出版社が医療関係の出版だったため、児童図書関係の出版社をあらためて探すのが本当に大変です。年明けに一社直に作品を見てくださる事になりましたが、あとは「コピーを送ってください。採用のみ連絡します。」と厳しい状態です。でもめげずにがんばります。そんなとき、げんちゃんと仲間が、風の神様にお願いしている場面を見て、手前味噌ですが感情が良く出た絵にし上がり、そのけなげな姿に私自身がはげまされています。


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以前勤めていた非行の子の自立を支援施設では、毎年クリスマス会を各寮で楽しみます。私の担当寮でも、子ども達とその日の御馳走のメニューに会わせ買い出しに行きます。いつもは、施設の門から出る事を禁止されている子どもたちは、その外出がとても楽しみです。私の薄給の中から、足りない分の材料代を付け加えるのを、子どもたちはちゃんと見ています。「先生、そうして無駄使いしないでください。」と止めに入る子もいます。「何にも無駄使いしていないでしょう。これは、特別に支給されたお金。」と下手な嘘が通用しないのですが、心は届きます。この施設に来る子供たちは貧乏をいやというほど経験しています。当時、経済成長真っただ中で、1億総中流と言われた時代に取り残された親たちの中に生まれた子です。手作りですが、なるべくおもてなし料理を心こめて作りたいと奮闘し、ちょっぴり材料費をみずまししました。「先生も貧乏なくせ、いつもおれたちのためにむりするんだから。」と嬉しそうにわらいます。人は、どれだけ大切な相手のために、時間や自分の大切なものを分ける事が出来るか、苦労が苦に何らないかが伝われば、愛情が伝わります。相手が大切な人だという思いを、押し付けでなく届けられます。今、「昔、自分たちが苦労した事やできなかった事は、子どもに体験させたくない。」との親心から、子どもを親のレールに乗せ、型にはめすぎます。大変な世の中で働く親の苦労は、見せてこそ親に感謝が芽生え、子ども自身も世の中の厳しさに向かう心構えを、親の後ろ姿から学びます。一緒に生きて行くつながりが、強くなります。 
posted by ちひろ at 11:52| Comment(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント

本当に寒い今日この頃です。
げんちゃんの絵本が出版されます事を心よりお祈りいたしております。
Posted by 野中 at 2012年12月02日 18:30
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